葉酸サプリの選び方

葉酸は食品からどれくらい摂れる?葉酸はサプリで摂ったほうが簡単?

葉酸サプリの選び方の基準とポイント
できれば天然葉酸より吸収率の良い合成葉酸を

 

天然葉酸の方が聞こえは良いですが、合成葉酸の方が吸収率が高いのでおすすめ。

 

厚労省が推奨しているのは合成葉酸(モノグルタミン酸型)です。

 

どうしても天然素材、オーガニックにこだわりがある方は、吸収率の低さを理解したうえで選びましょう。
400?の摂取量を満たすもの

 

厚生労働省の基準を満たす400?を1日量で摂れるものを選びましょう。
葉酸以外の栄養素が十分か

 

葉酸もビタミンB群に含まれ、ビタミンB6とビタミンB12と一緒に「ホモシステイン」を分解します。

 

ホモシステインは卵子の質を低下させたり、流産リスクを高めるという報告がありますので、ビタミンB6とビタミンB12が配合されているものを選びましょう。

 

鉄分・カルシウムも出来れば一緒に摂れるとベターです。

 

カルシウムは赤ちゃんや母体の骨や歯のもとになる栄養素。通常時は600mg/1日量ですが、妊婦さんは+300mgとりたいところ。

 

鉄分は通常時12mg、妊娠時は貧血や立ちくらみを予防するため+8mgが必要とされています。

 

妊娠時は優先的に胎児に鉄分をまわします。妊娠中期?後期にかけて妊婦の血液量は1.5倍になるとされていますが鉄分量は増えないため注意が必要です。
原材料や添加物は安全か

 

原材料が安全なものかはもちろん、添加物を使っている場合も安全なものなのかは重要。

 

放射能チェックや残留農薬チェックもされていると安心です。
日本国内のGMP認定工場で作られているか

 

GMPとは製品の「安全及び一定の品質保持」を目的とした製造工程管理基準を満たした工場に与えられる基準のことです。

 

材料の汚染や有害物質の混入を避けるため、基準を満たしている工場で作られた製品を選びましょう。 ※厚生労働省では2012年3月よりGMP認定工場で作られていることを目安に製品を選ぶことを推奨

 

 

葉酸はDNAの合成や修復と深いかかわりがあります葉酸は妊娠・出産の際の最重要ビタミンです

 

妊娠が成立した直後に細胞分裂がはじまり、DNAは正確に複製され胎児が成長していきます。

 

中枢神経の発生(神経管)は、着床してすぐにはじまります。
この時期に葉酸が不足すると発育障害・神経管神経管閉鎖障害などの先天性異常のリスクが高くなります。

 

ですから、妊娠前・妊活中から葉酸を必要量摂取していることが重要です。
神経管閉鎖障害とは

 

神経管とは脳や脊髄などの中枢神経系のもとの総称です。

 

神経管は受精卵が子宮に着床してすぐ(妊娠3週?4週)に発生して妊娠5?6週の終わりごろには閉鎖します。
この閉鎖がなんらかの問題でうまくいかないと神経管閉鎖障害が発症します。

 

神経管閉鎖障害とは無脳症と二分脊椎症を包括する病名です。
二分脊椎症

 

神経管の下の方に閉鎖障害が発生した場合に発症します。

 

脊椎の管の中にあるべき脊髄が脊椎の外に出て背中にこぶを持って生まれてきます。
下肢の麻痺・変形・脊椎側弯・運動障害や膀胱・直腸機能障害が起こり、生涯にわたり治療が必要です。

 

日本における患児発生頻度は出生した10,000人あたり6.2と報告されています。
2009年に出生した赤ちゃんのうち660人が神経管閉鎖障害だったと推定されます。
(日本産婦人科医会・外表奇形等統計調査の報告[2009年])

 

無脳症

 

神経管の上の方で閉鎖障害が発生した場合に発症します。

 

神経管上部に障害がおこると脳の形成不全を引き起こし無脳症になります。

 

無能症になってしまうと流産・死産の確率が高くなり出産した場合も生存する事は難しくなります。